こんにちは、山勇牛一貫です。
先日社長の山村と「種牛」を見に行くために、岐阜県畜産研究所にお邪魔してきました。
目次
種雄牛とは?
種雄牛(しゅゆうぎゅう)とは、優れた遺伝子を持つ選ばれた種牛の事です。
肉牛は人工授精をさせて仔牛を産ませますが、その際には当然精液が必要になります。
岐阜県にも雄牛は沢山いますが、その中でも厳しい検査に合格し、ほんの一握りの優れた遺伝子を持った牛だけが種雄牛となり、各地の種雄牛センターに登録されています。
岐阜県畜産研究所に行ってみよう!
この日は社内の定例ミーティングがあり、山勇牛一貫の店舗でランチを頂きました。
頂いたのは「熔岩焼きコース・山勇牛3種盛り」
この日のお肉は画像左から「トモサンカク(雌牛)」「いちぼ(去勢牛)」「ランプ(雌牛)」でした。
個人的に好みなのはランプ。赤身肉になりますが、柔らかくて肉の味が濃く個人的にオススメです!
また雌牛と去勢牛(雄)の肉質ははっきりと違いが分かり、雌牛はとても柔らかいですが、去勢牛は筋肉質で噛み応えのある肉でした。
ランチが終わったあと社長と一緒に種雄牛を見てきました。
岐阜県の種雄牛を管理するセンター「岐阜県畜産研究所」
この施設の場所は飛騨清見インターから車で10分程の所にあります。
施設内はいくつかの棟に分かれており、現役の種雄牛がいる棟、これから活躍するために管理されている種牛の棟、まだ小さな牛の棟があります。
牛は大きいんですが、間近で見るとなかなか可愛い顔をしています。
この子達はこれから活躍するために管理されている牛なので、現役の種雄牛よりもひと回り小さいです。
種雄牛とご対面
これが種雄牛です。顔も角も体も全てが大きいです!
いかがですかこの凛々しさ。体重にして800kg以上あるそうです。
ちなみにこの牛は、なんと山勇畜産で生まれ育った「神白幸」という種雄牛なんです。
山勇畜産は飛騨牛を生産する農場ですが、ほんの一握りの牛しかなることが許されない種雄牛までもを生み出していたのには驚きです。
弊社代表山村とのツーショット。
育て親である山村にとっては、きっと特別な感情があるのでしょう。
その後管理スタッフの方が飛騨牛ブランドの生い立ちをお話しして下さいました。
こちらに関しては後日詳しい記事を書きたいと思います。
こちらの器具は何だと思いますか?
なんとこれは種雄牛から精液を取るためのもので、ここに種雄牛を跨らせて使います。
さすがにその現場は目撃出来ませんでしたが、この世には色々な器具があるんだなと関心しました(笑)
施設内資料館
こちらでは飛騨牛の歴史や、歴代種雄牛のツノや資料が保管されています。
この牛は「安福」といい、飛騨牛を語る上で欠かせない牛です。
1981年に6月に岐阜県が兵庫県よりこの安福を導入した事から飛騨牛の歴史がスタートしました。
和牛の歴史が書かれたボード。
有名な種雄牛のオブジェもあります。
ちなみにここ岐阜県畜産研究所は、一般の方でも予約しておく事で見学が可能です。
普段は業界の方々が訪れる場所ですが、飛騨牛の事を知りたい!大きな種雄牛を見てみたい!という方は、是非足を運んでみて下さい。
岐阜県畜産研究所
〒506-0101 高山市清見町牧ヶ洞4393-1
Tel:0577-68-2226
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